国道371号温川線は、昨年6月の土砂崩れ以来通行止めとなっていて、奥の集落である温川や小松原の住民は現在、細くて曲がりくねって見通しの悪い迂回路を利用している。昨年の秋に数箇所で離合できるように(県の工事として)拡幅工事がおこなわれたが、その後は町道なので、町が管理をおこなってきた。先日も側溝が詰まって、排水が数箇所で道路を横断していたので、町の建設課にいって清掃をしてもらった。
最近は路側の雑草の成長が早く、道幅を圧迫している。西牟婁振興局に電話をして「国道の迂回路として使用しているのだから、県の責任において草刈りをしてほしい」と伝えた。県の職員は「町役場にも連絡しておきます」と言うので「町道かもしれないが、あくまで国道の迂回路としての利用が主なので、県の責任において草刈りしてほしい」と再度念を押し翌日、町の建設課にも「県においてしてもらえるよう町からも強く要望してほしい」と伝えた。でも、なんとなく県に押し切られそうだったので、今日直接西牟婁振興局の建設部道路課に「なるべく早く県の方で草刈りをしてほしい」と言いにいった。先日、電話で対応してくれた職員が出てきてくれて彼自身も現場を見てきたとのことだった。彼とやりとりをしている時、近くを道路整備課の課長が通りかかったので、直接事情を説明し要望を伝えた。課長は「(国道)パトロールを迂回路の方にも入れて、離合困難や極度に雑草が繁茂し見通しの悪いところなどは県のほうで対応するようにしたい」と言ってくれた。「少し時間がかかるかも知れませんが・・・」というので、7月1日以降は通らなくなるので、なるべく早く対応してくれるようにと念には念を押した。
やはり電話より、直接行った方が話が早いと実感したひとコマだった。