一昨日の天気予報では台風の暴風域に入るかも知れないと
予想されていたし、運良く台風がそれても
前線が刺激され降雨は免れないだろうから
どう考えても運動会の開催は絶望的だと思っていた。
昨日の日中の天気予報では
台風の速度がかなり遅くなっていたのと
進路が若干北寄りにずれていた。
しかしあいかわらず前線は停滞していたし
実際に昨日の午前中は空はどんよりと曇り
小雨もパラついていた。
午後からは回復してとてもいい天気だったので
「この天気を明日においておいてくれればいいのに」と
空を見ながら恨めしく思った。
昨日の深夜、ネットで天気予報やアメダス、台風の進路予想など
複合的に見ると晴天にはなり得ないが運動会が実施できないほどの
雨も降らないことが予測されたので、運動会に行く決意をして眠った。
今朝、目覚めると予想通り曇ってはいたけれど雨は降っていない。
防災無線で「開会時刻を30分繰り上げます」との放送があり
由女賀を送って8時前に小学校に行く。
みんなで手分けしてテントを立て、万国旗をかけ、会場の設営。
うす曇りの中、9時に開会した。
二川小学校は児童数が少ないので児童の演目と一般の競技が
交互に入るようなプログラムになっている。
しかし、いつ雨が降り出すのかわからないので
児童の競技や演目を優先的におこなうことにし
追い立てられるように次々とプログラムをこなしていった。
途中、少し強い雨も短時間降ったりはしたけれど
最終的には予定していたすべてのプログラムを消化して
1時前に運動会は終了した。(本来なら3時頃終了予定)
数年前にも天候が不安定で駆け足でプログラムを消化したことがあった。
そのときに思ったのは子ども達にとって楽しいはずの運動会が
プログラムを「こなす」ことに一生懸命になって
終わってみるとなんだかあまり心に残らないということになってしまっていた。
今年も大変不安定な天候になることが予測されていたので
そのことを危惧していたけれど、懸念は的中してしまった。
運動会の帰りに由女賀が「今年の運動会は楽しくなかった」と
ボソッと言っていた。
彼女は理由が何かは言わなかったけれど、なんだかとても申し訳ない気がした。
今日が雨天で中止になると来週の日曜日(24日)に延期される予定だった。
来週は中辺路中学校の体育祭なので日程が重なってしまう。
できればそれは避けて欲しかったけれど、かといってせっかくの
小学校の運動会が楽しいものにできないというのは通らないだろう。
いずれにせよ秋雨前線のある9月中に
小中の運動会を組み込むという日程に無理があるのだろう。
でも、運動会が遅くなればなる分、練習に授業が費やされてしまうという
先生の苦労もわからないではない。
運動会のあり方や実施方法など検討すべき課題はありそうだ。
とにかく色々と考えさせられた運動会だった。
運動会が終わって、由女賀が「ばあちゃんの家に遊びに行く」というので
佐代ちゃんが由女賀と友歌を送っていった。
佐代ちゃんは夕方から友達と宴会だったので、
送って行ったついでに僕もばあちゃんの家で夕食をいただいた。
そして9時過ぎに3人で帰宅して、日記を書いている。
さぁ、明日は原稿の仕上げに邁進だ!
・・・まだお迎えに来いという連絡がない・・・・ 眠たいんやけど・・・