某高校の教育講演会でM議員が講演をすると聞いたので
学校に電話して許可をもらって聴講した。
演題は「苦しみの中の青春」(だったと思う)。
Mさんの出生から中学高校時代の生い立ちと
青年以降の哲学を持つに至った経過が1時間以上にわたって語られた。
高校生を対象に語るということはとても難しいだろうと思う。
理解力は当然中学生より高くなっていると思う。
しかし「人生」というものに対してのスタンスは個人差が大きくなっている。
自分が受けた「生」について一生懸命「いかに生きるべきか」と考える子もいるだろう。
一方で小学生のようにただその日を楽しく生きることで青春を謳歌している子もいるだろう。
そんな大きな差がある子どもたち数百人を前にひとつのテーマで語り
その話に集中させるというのは至難の業でもありそうだ。
僕がそうした機会に恵まれるかどうかはわからないけれど
どうしたらこの子達を惹きつける話ができるのだろうかと考えながら話を聞いた。
夜は1年生の数楽塾。
数学は70点以上取った子どもたちだけれど他の教科が悪すぎて
5教科で300点取ることができていない。
教えることまでは出来ないけれど、せめて教科書を見て質問に答えるだけでも
何もやらないよりマシだろうと問題集を解かせた。
期末テストでは全員が平均を超えてくれるといいのだけれど。