中辺路行政局へ行って、
大川の某事業所の稼動状況を見に行って
JA栗栖川支所によって、
Aコープに行って書類を渡して
途中、JA岡支所に寄ってから
田辺の農産物直販所で野菜を買って
西牟婁振興局でおこなわれた
県会議員選挙立候補予定者説明会に出席。
同会場では田辺選挙区と西牟婁郡選挙区の
説明があわせておこなわれた。
もちろん僕は西牟婁郡選挙区の高田由一さんの
代理人として出席した。
見込みでは西牟婁郡選挙区は定数2に対して立候補3、
田辺市選挙区では定数4に対して5人の立候補が予想される。
今日は田辺市選挙区の5人目の候補者として無投票を阻止しようと
立候補を予定しているWさんが説明会に来ていた。
郵便局による選挙ハガキの説明に続いて警察や選管の説明になったところで
Wさんが文句を言い出した。
警察や選管は「演説のための駐車であっても停めてはならない場所」など
説明資料もなく多くのことを立て続けに説明を続ける。
僕は「説明会とはこんなもの」程度に思っていて
内職をしながら時間が過ぎるのを待っていたけれど
Wさんは必死にメモをとりながら説明を聞いていた。
でも説明のスピードについていけなくなって
「今の説明の資料はないのか」と聞いたら「資料はない」と素っ気ない答え。
「今あんたが読んでいるやつをコピーしてくれ」と言うも
「本日は質問は一切受け付けない」と冷たく言い放つ。
そこでWさんも堪忍袋の緒が切れたようだ。
「そんな大事なことを一回言ったくらいで理解できるはずないだろ」
「わざと選挙違反させようとしているのか」と大声を出し始める。
職員は「静粛に」と制止するけれどおさまらない。
大声を出すことはいけないけれど、Wさんの主張はもっともな主張だ。
説明会は資料や申請書類をもらう場で書類だけ受け取って
説明を聞かずに帰っても支障はない。
また説明会そのものに出席しなくても立候補には何の支障もない。
「説明会にどの陣営が来た」とマスコミが書くための会になり
説明会が形骸化している。
実際に説明を聞こうと思ってきた人にとっては大変不親切な場で
「説明を一切受け付けない」という言動にその姿勢が象徴されているだろう。
いつも少し行き過ぎてしまうWさんだけど、その言動から問題の本質を
気づかされることも少なくない。