参議院選挙投票日まで1週間をきった。
町長選挙は明日告示される。現職町長の選挙事務所前にはテントが多数張られていた。おそらく無投票になるものと見られている。
農業委員の選挙に始まり、町村議・町村長など地方で、無投票で公職者が決まっているのが目立つ。農業委員などは選挙を避けるため、根回しなどが行なわれることもあるが、町村議などが無投票で決まる背景は人材不足が大きいような気がする。上富田町の町長は無投票で当選したとき「推進してきた合併路線が信任された」と言っていたが、それは大きな誤解だろう。たしかに対立候補が擁立されないのだから、反対者にそれだけの力量がないということは事実かも知れない。しかし、仮に信任投票をすれば過半数を確保できるかというとその保障はないと思う。たとえ無投票で決まっても謙虚さだけは失わないでほしいと思うのは、しょせん「負け犬の遠吠え」なのだろうか。