日本海側を中心に爆弾低気圧が襲い、あちこちで暴風や豪雪に見舞われたようだ。
僕の住む中辺路町は太平洋側の紀伊半島だけれど山間部のためかなり寒い。
市役所へ向かうため僕が家を出た10時頃は結構強く雪が降り始めていた。
気温もかなり低くて外を歩くと身を切られるような寒さだった。
明日もあいかわらず冷え込むようなので今夜は水道の凍結に気をつけよう。
市役所では懸案だったいくつかの点について調べたり担当職員から話を聞いたりした。
引き続き調査の必要なものもあるけれどいくつかは片付いた。
夕方は駅伝の練習に行っていた由女賀を南紀スポーツセンターに迎えに行って
散髪につれて行き、ぼくはそのまま映画を見に行った。
マイケル・ムーア監督の「SICKO(シッコ)」を見てきた。
いつもながらユーモラスな作りはあるけれど告発している内容はかなり厳しい。
文明開化以来、アメリカ(だけ)を絶対的なお手本にしてきた日本。
医療保険でも国民皆保険という素晴らしい制度を換骨奪胎し、営利を導入し
金の切れ目が命の切れ目という状況を完成させつつある。
そのお手本となっているアメリカの医療保険の実態があからさまに映像化されていた。
2時間の映画で一番印象に残ったのは確かフランスの元国会議員が語っていた
「権力が一番おそろしいのは教育を受け、世の中を変えられる自信を持つ国民」
という言葉だった。「だから、世の中はどうせ変わらないと挫折させようとする」
「民主主義によって自分たちが持っている権利に目覚めたら民主主義革命が起きる」
とても象徴的で簡潔に権力者の思いを表していると思った。
「どうせ世の中なんて変わるもんじゃない」そう思わされている国民がほとんど。
でも、国民多数が一票によってはっきりと意思表示をしたら政治は変わる。
この真実を多くの人にしっかりと伝えていくことが日本共産党の仕事なんだと
映画を見ながら再認識した次第でした。
明日は二川小学校の耐寒長距離走。
寒いけど応援に行こうと思います。応援する保護者にとってもまさに耐寒です。
昨日の目の症状はネットで調べたら「光視症」のようでした。
しばらく様子を見てみることにします。