今日からまた松本千鶴子さんが大阪へ戻るというので
市役所へ行くついでに田辺駅まで送って行きました。
大分県豊後高田市で大石市議の裁判の報告集会があり、それに参加するようです。
長かった戦いもこれで一応の決着となるようです。
議員が議会報告や後援会ニュースを配ることが公職選挙法違反になるといわれたら
それはすなわち市民と接触せず、何もするなということに等しい。
こんなことを許していたらそのうち「ブログで議員活動報告をしたので逮捕」ということに
なりかねない。
大石さんは逮捕されたり拘束されたりと様々な弾圧を受けたけれど、先の市議選では
見事トップ当選し、市民からの絶大なる信頼の厚さを証明しました。
しかし、裁判所は無罪とすることが出来ず罰金刑でお茶を濁した。
地方裁判所では真に住民の利益を守る判決が出ることもあるけれど
高等裁判所、最高裁判所と上に行けば行くほど検事よりの判決に変わっていく。
三権分立と学校では習ったけれど現実は権力に擦り寄る司法の実態がある。
「判検交流」という本来分立すべきである判事と検事が人事交流するという制度も
おこなわれ、独立性の危機が指摘されている。
実際に交流した裁判所において無罪から有罪への逆転判決が3件出たり
検察寄りの判決が出ているという指摘もある。
冤罪をも冤罪と認定し無罪にすることが困難となりつつある司法に
危惧と不安を感じるのは僕だけではないだろう。
「国保料1世帯当たり1万円の引き下げ」などを求めた請願が総務企画委員会に
付託されていて、今日はその審査を行うということで紹介議員として出席しました。
基金残高や財政運営、特別調整交付金などかなり突っ込んだ質疑に対して
請願者および署名をされた6千人の思いを伝えようと必死で答えました。
いつもは当局の部長や課長が座る席に座って答弁をしていると
部長や課長の大変さがわかった気がします。
厳しい質疑といっても所詮議員相手ですからとことん批判的な質疑はありません。
でも当局相手なら議員も遠慮なく徹底的に質疑を行いますから答弁する方も
かなりのプレッシャーだと思います。
かつて「議員よりも職員になりたい」と思っていた僕ですが、
今日は「職員になっても管理職にはなりたくない」と思いました。