市内の党員の協力を得て、中辺路統一行動デーを実施しました。
後援会員への『後援会ニュース』を配布を中心に100軒程度の訪問・対話をおこないました。
朝9時には結構強い雨が降っていて心配しましたが、10時には完全に雨も上がり、その後は時折強い日差しもさす天気となりました。
今後は、大塔や龍神など他の町村部でもこうした一斉行動を実施し、一気に空気を変えていきたいと思います。
解散・総選挙もいつあるかもわからない情勢なので集中的にがんばろうと思います。
だって今度の選挙は政治の中身を大きく変えるチャンスの選挙ですから。
〈この間の民主党議員の離反騒動を見て思ったこと〉
大江参議院議員は道路特定財源問題でも民主党の方針に背き、暫定税率維持の姿勢を表明し、民主党を批判していた。
これは自民党に「帰りたい」というラブコールにも見えた。
そして先日、民主党からの離党を表明するに至った。
大江氏は比例代表制によって民主党の議員として選出されたのだから、民主党を辞めるということはすなわち議員を辞めることを意味するはずなのに、氏は自分の議席を自分の得票によるものと勘違いし、議員として居座っている。
比例代表制選挙というものは政党に対し、政策を支持し、その政党の議員を増やすために投票するものであって、当選後にその党から当選者が自由に鞍替えできるのであればこの制度は存続し得ない。
だから比例代表での当選者が離党する場合、失職という処遇がしかるべきだと思うが公職選挙法でそうなっていないので仕方がない。
次回の選挙において「当選させない」ということで審判を下すしかないのだろう。
今回の離党および新党結成は政党助成金をもらえる5人以上の国会議員という条件をクリアするべく企図されたものだろうが二重の裏切りによってこの思惑は脆くも崩れた。
しかし、政党助成金に対する執着はそう簡単に捨てられるものではないだろうからおそらくもう一人の転向者を確保して何が何でも5名にするだろう。
かといってこの新党が存続することは考えがたい。
おそらくは自民党に戻りたいという思いを持ちながらチャンスを狙っているのだろう。
市民の中には「もう今更自民党には帰れないだろう」という人もいるが、あれだけ反自民の政党を渡り歩いて来た人が総務会長になったりするのが自民党なので何があるかはわからない。
それにしても、こうした自分のためにばかり行動する政治家が国民の政治不信を増大させている。
しかし、政治不信が誰を利するのかを有権者は考えなくてはならない。
「批判のための白票を投じる」という人がいるが、思いはどうあれ白票は白紙委任を意味する。
「投票に行かないこと」も「投票に行った少数の意見に任せる」ということにしかならない。
当選してほしくない議員に「投票しない」ことから、そのために当選させたい議員に「投票する」という行動に切り替えなければいつまでたっても政治は変わらない。
今回の自分勝手な離党劇を見て心から思った。
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