選挙前は忙しい僕に遠慮してくれていたのか選挙が終わったとたんに多くの相談が舞い込んできます。
相談を聞いていると「今度は投票したので気兼ねなく相談できる」という思いが伝わってくる相談者も少なくありません。
「誰に投票しても議員はみなさんの税金で給料をもらっているのだからどの議員にでも相談してもいいんですよ」と言うのですが「投票していない議員には相談しにくい」というのが有権者心理のようです。
逆に言えば「投票もしてないのに相談してくるな」という対応をする議員も少なくないのでしょう。
でもそれでは何のための定数なのかわかりません。
26人の議員がいるということは26人の相談できる議員がいるということです。
理想論かも知れませんが、そんな理想を目指して努力したいと思います。
また相談が増えている背景には年々暮らしが厳しくなってきているという状況があるのは明白です。
民主党のニューリーダー選びでマスコミはひとしきり騒ぐことでしょうが、今の国民の苦難の原因についてきちんと分析し、その解決策を明示する代表選びでなければ単なる人気取りに過ぎません。
冷静な報道を期待しますが、おそらくマスコミは色褪せた二大政党制を再び輝かせようと政権交代を国民の最大関心事のように描き出すことでしょう。
本当に必要なことは政権を担当する政党を替えることではなく、一部の大金持ちばかりを優遇する今の政治の流れを変えることです。
でもそれは二階さんや小沢さんのように企業からお金をもらって開き直っている政治家には無理な相談です。
企業献金廃止を一貫して主張し実践してきた日本共産党が大きく議席を増やすことが大企業中心の今の政治の流れを国民本位の政治の流れに変える何より確かな方法だと思います。
そして、そうしなければ多くの相談者の暮らしを根本的には救えないとも感じています。
今度の選挙で日本共産党を躍進させること。
それは日本共産党のためではなく多くの国民のためだと肝に銘じて精一杯がんばろうと思います。