産業建設委員会決算審査第2日。
今日は建設部所管の決算について審査をおこないました。
今日の審査で一番気になったのが「1円入札」でした。
土木費の中の住宅費の中で夜間等公営住宅水道修繕管理委託料の決算額が1円になっていました。
昨年度の決算までは80万円を超える価格で落札されていたものが20年度の決算では1円です。
これで採算が合うのなら昨年までの80万円を超える落札金額はなんだったのかということになります。
いくた「企業努力」と言っても程度があります。
僕は以前の一般質問で「公契約条例の制定」について取り上げました。
公共事業の発注は落札価格の安さを求めるだけでなく、その発注事業で雇用される職員の労働条件にまで一定基準が確保されているか確認すべきだという論点です。
田辺市には公契約条例はありませんが「安ければいい」ではないはずです。
以前の給食配送の入札でも積算をおこなわず「企業努力によって安くしてもらえるならいくらでもいい」というスタンスでした。
その価格のせいかどうかはわかりませんが、配送を受注した業者は倒産してしまいました。
今回の1円入札を認める市の姿勢に対して異論を唱えました。
また文里港整備事業についてはすでに2億を支出し、今後は平成34年までかけて6億を支出する計画です。
不要不急の大型公共事業が見直される社会情勢の中、市としても県に対しきちんと意見を述べるべきだと主張しました。
夜は産業建設委員会と所管の部課長との懇親会でした。
思わぬ人がブログの愛読者だったり、思わぬ人が好意(?)を持ってくれていたり、サッポロビールの愛好者を見つけたり、反対討論に対する厳しいご意見をいただいたりと何かと収穫の多い懇親会でした。
会場が大塔だったこともあり、二次会には行く予定がありませんでしたがK課長のお誘いを受け、さよちゃんが由女賀の塾のお迎えに来る10時頃までお邪魔しました。
かなりハイテンションで賑やかだったと思います。
大変お騒がせしました。
ありがとうございました。